The Things Stack Cloud とLPS8N-JPゲートウェイとの連携 Tips & Tricks 1/2

The Things Stack Cloud LPS8N-JPゲートウェイ との連携 Tips & Tricks 1/2

個人情報や業務に関する機密情報を海外のクラウドサーバーに置きたくない人には、最適なプライベイトなLoRaWANネットワークサービス The Things Stack Cloudを日本リージョンのクラスターサービスとしてリリースする準備をしております。

TTNvsTheThingsStackCloud.png

The Things Networkでは搭載されていないNOC (Network Operations Center)機能が、The Things Stack Cloudにはサポートされています!

そこで、今回は、The Things Stack Cloudを使って普及型8チャンネルLoRaWANゲートウェイ Dragino LPS8N-JPと連携して設定するTipsをご紹介します。

The Things Networkコミュニティ版とThe Things Stack Cloudの設定方法は、ほぼ同じです。通信ログ管理機能(NOC)とSLAのみの差異となります。

1. The Things Stack Cloud gateway****を登録

1.1. The Things Stack Cloud にログイン

The Things Stack Cloudにログインします。

Fig_01

Fig_01.png

[ゲートウェイへ移動] をクリックし、[+ゲートウェイの登録] をクリックします。

1.2. ゲートウェイの登録

LPS8NのGateway EUIを入力し、[確認]をクリックします。

※ゲートウェイEUI は、2.2. LoRaWAN Configuration設定 のGateway EUIを参照

Fig_02

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ゲートウェイID、ゲートウェイ名、周波数プランを入力し[ゲートウェイの登録]をクリックします。

Fig_03

Fig_03b.png

1.3. ゲートウェイ設定例

Fig_04

Fig_04b.png

2. LPS8N 設定

LPS8Nの設定画面を開きます。

http://:8000 例)http://dragino-228578:8000

User ID: root , Password:dragino

2.1. LoRa Configuration****設定

LoRa → LoRa

Frequency PlanをAS923-1 Asia AS923MHz(920-923),TTN AS1に設定し、[Save&Apply] をクリックします。

Fig_05

Fig_05.png

2.2. LoRaWAN Configuration****設定

LoRaWAN → LoRaWAN Semtech UDP

Server ProviderをCustom / Private LoRaWAN、Server AddressをThe Things Stack Cloudのサーバアドレスに設定し、[Save&Apply] をクリックします。

※The Things Stack Cloudのサーバ名は**1.3.**ゲートウェイ設定例 のゲートウェイサーバのアドレスを参照

Fig_06

Fig_06.png

3. The Things Stack Cloud にアプリケーションとエンドデバイスを登録

Fig_07

Fig_07.png

[アプリケーションへ] をクリックし、[+アプリケーションの作成] をクリックします。

アプリケーション作成後、エンドデバイスを登録します。

**3.1. LTH65N(Temperature&HumiditySensor)**設定例

1) アプリケーション

Fig_08

Fig_08.png

2) エンドデバイス

Fig_09

Fig_09c

3) アップリンクペイロードフォーマッター

以下のURLからアップリンクペイロードフォーマッターのjavascriptを取得し、登録します。

3.2 SW-200 LoRaWAN Smart Watch****設定例

1) アプリケーション

Fig_10

Fig_10.png

2) エンドデバイス

Fig_11

3) アップリンクペイロードフォーマッター

以下のURLからアップリンクペイロードフォーマッターのjavascriptを取得し、登録します。

次のブログに続く